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中山元外相、たちあがれから参院出馬(産経新聞)

 中山太郎元外相(85)が夏の参院選への出馬を固めたことが24日、わかった。たちあがれ日本から出馬する見通しで、25日に自民党離党届を提出する。中山氏は24日、自民党本部で大島理森幹事長と会談、「参院選比例代表候補に70歳定年制を採用するのはおかしい」と批判した。中山氏は昨年の衆院選で大阪18区から出馬したが、落選した。

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【裁判員考】制度施行1年(中)選任手続き~公判 迅速化、専門用語が壁(産経新聞)

 「なんか態度が悪いな」

 昨年9月、さいたま地裁であった強盗傷害事件の裁判員選任手続きの冒頭。裁判長のあいさつ中に、ほおづえをついていた50~60代の男性2人の姿を被告の弁護人は見逃さなかった。

 弁護人はこの2人が裁判員に選ばれないよう「理由なき不選任」のリストに入れた。被告と年の近い20代の男性2人も「理由なき不選任」とした。被告と年が近いと「事件を厳しく見る傾向がある」と感じたからだ。

 公正な裁判のために行使が認められている「理由なき不選任」。検察・弁護側がそれぞれ最大4人ずつ請求できる。不選任された時点で裁判員になれない。

 大阪の弁護士は自身が担当した被告の貧しい境遇を考慮し、同年代の富裕層に見える候補者を「被告の境遇が理解できない」と判断して外した。

 選任手続きで、検察官や弁護士は質問などができない。あくまで裁判官との質疑の様子や控室の様子で決めるため、行使したことのある弁護士によれば、結局「見た目や感覚」が判断基準になる。法曹関係者からは「国民参加を前提とする裁判員裁判の趣旨に反する」との批判も出ている。

 ◆リアルな再現追求

 法廷と譜面台。一見、関係のなさそうなこの取り合わせは、制度開始前後から、法廷では普通のものとなっている。

 検察官が冒頭陳述や論告求刑を行う際、読み上げる書類を目の前の譜面台に置く。大きな身ぶりをしたり法廷の画面を指し示したりと、検察官が自由に動くための工夫だが、裁判員向けのパフォーマンスがしやすいともいえる。

 昨年10月、鳥取地裁で開かれた強盗殺人未遂事件の公判は被害者が女性だった。男性検察官が大きなジェスチャーを使って立証を続ける中、被害者の言葉を女性検察官が読み上げるなど、よりリアルな事件の再現を試みた。

 早口で書面を読み上げるのみだった制度開始前の手法に比べ、そのありようは全く変わってきている。

 「裁判は難しいというイメージとは違っていた」。裁判員経験者からはこうした感想を聞くことが多い。最高裁のアンケートでも、約76%が「分かりやすかった」と答えている。

 また、スタート前は「9割が5日以内」と予想された公判日程も、実際には96%が5日以内となった。「分かりやすく迅速な裁判」は、無難に行われてきているように見える。

 ◆「全然分からない」

 だが、高度な専門知識を要する分野は、まだまだ理解が難しい。

 「全然分からないな」。今年3月、東京地裁の法廷で男性裁判員は表情を曇らせた。放火事件の公判で、弁護側は女性被告が犯行当時、心神喪失だったとして無罪を訴えた。法廷では被告を精神鑑定した鑑定医の尋問が行われたが、専門用語や独特の表現での回答が目立ち、女性裁判員が尋問後、改めて説明を求めた。それでも納得のいかない男性裁判員が思わずつぶやいたのだ。 

 このときの裁判員の一人は公判を振り返り「医学用語が多く、頭の中にすんなり入らない。理解しようと考えるうちに尋問の内容についていけなくなることもあった」と注文をつける。

 DNA型鑑定など、現代の犯罪捜査には科学的知識が多く使用され、法廷に各分野の専門家が登場することもある。裁判のわかりやすさは検察官や弁護士が、専門家からいかに平易な言葉を引き出すかにかかっているが、法曹三者の取り組みは始まったばかり。

 また、日本司法精神医学会が裁判員向けの用語解説集を作ったものの、各分野での裁判員裁判に対する取り組みはあまり本格化していない。

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張り切りすぎ?ホッキョクグマ「ロッシー」休養(読売新聞)

 静岡市立日本平動物園(静岡市駿河区)のホッキョクグマ「ロッシー」が、左後ろ足の裏を負傷し、少なくとも1週間は休養することがわかった。

 3月にオープンした「猛獣館299」の運動場で、粗い床面を活発に動き回ったため傷ついたとみられる。

 同園によると4月下旬頃、飼育員らが、足裏の肉球がすり減り、屋内展示室の床などに血痕があることを確認したという。運動場は、岩場に似せたコンクリート製の「擬岩」が配置されているが、表面の凹凸が大きい。足裏にすり傷ができた上、プールのアクリル壁をけってターンなどを繰り返すうちに症状を悪化させたらしい。

 食欲は通常どおりで異変はないが、大事を取って14日まで寝室で休ませた後、展示できるかどうかを判断する。同園は足裏の負担軽減のため、凹凸を削るなどの改修を施す。

 猛獣館のプールで、ターンのたびにアクリル越しに肉球を見られるのが売りもので、館名「299」の由来にもなった。同館のおかげか、連休中(4月29日~5月5日)の同園の来場者は6万7832人と、前年同期のほぼ2倍に増えた。海野隆至園長は「2歳半のロッシーは人間なら小学生ぐらいで、人がいると喜ぶ。大勢の来場者に張り切って(動きすぎて)しまったようだ」と説明している。

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